2015年8月24日

 こんなタイトルで、昨日、労働組合幹部を前にして講演しました。レジメは以下の通りです。安倍さんのおじいさんが進めた1960年の安保条約改定に反対する闘争の後、70年代前半にかけて、革新自治体が誕生し、社会保障をはじめ多くの成果が獲得できました。それだけの成果が生まれたのは、安保改定反対闘争から「革新共闘」が大切だという教訓を導き、実践したからです。安倍さんが進める新安保法制に反対する闘争から、われわれは何を教訓として導くべきか。「革新共闘」の大切さではない何を導くのか。そのなかで労働組合はどんな役割があるのか。それが講演のテーマでした。

はじめに
 「成功の一つの要素を労働者はもちあわせている──人数である。だが、人数は、団結によって結合され、知識によってみちびかれる場合にだけ、ものをいう」(マルクス「国際労働者協会創立宣言」より)

一、力は現実の運動の中で生まれる
1、60年安保闘争と革新共闘
2、社公合意と革新懇運動
3、一点共闘と戦争法案反対闘争

二、戦争法案反対闘争の新しい意味
1、安保条約への賛否を超えて
2、改憲か護憲かの枠組みを超えて
3、自衛隊肯定論と否定論の枠組さえも
4、自覚的な努力が支えている

三、現実が労働組合に問いかけるもの
1、「かっこよさ」と労働組合
2、「仕事への誇り」と労働組合
3、一点共闘と労働組合

おわりに