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多文化社会を生きる子どもとスクールソーシャルワーク

多文化社会を生きる子どもと
スクールソーシャルワーク

タブンカシャカイヲイキルコドモトスクールソーシャルワーク

編著者
ISBN
978-4-7803-0970-6 C0037
判 型
B5判
ページ数
148頁
発行年月日
2018年07月 
価 格
定価(本体価格2,000円+税)
ジャンル

内容

教育・学校と個の尊厳
LGBT、外国籍の子、病気や障害のため学校に通うことができない子など、さまざまな背景を持つ子どもたち。多職種連携の中で、ひとりも置き去りにしないスクールソーシャルワークとチームアプローチの試みをまとめた。

ひとりの子どもも置き去りにしない学校・地域をどうつくるか。見えない背景を知ろうとする窓をもち多職種連携、チームで取り組む実践。

目次

第1部 子ども理解とスクールソーシャルワーク実践
 1 たったひとりの子も見のがさない
  1 学校の多様性を担うチームアプローチ
  2 子どもを中心に置くチーム
  3 多職種協働をくぐるなかで
 2 「困った子は困っている子」論を超える
  1 「困った子」「ちょっと変わった子」のとらえ方
  2 1プロブレム・中1ギャップを予防する教育と学校ソーシャルワーク
  3 障害児に対する「合理的配慮」と学校ソーシャルワーク
  4 高等学校における特別支援教育の推進と進路指導の課題
  5 「困った子は困っている子」論を超える
 3 多文化社会としての学校とスクールソーシャルワーク
  1 子どもが学校から遠ざかるということ
  2 すべての多様な子どもへのまなざし
  3 子どもたちの発達要求への「気づき」
  4 アート&サイエンスの必要性
  5 スクールソーシャルワーカーに求められる自己覚知
  6 多様性を認め、共に生き、学び合う多文化社会としての学校
第2部 ひとりの子どもも見のがさない支援の創造
 Ⅰ 病気や障害のある子どもと特別支援教育
 1 訪問教育(自宅療養)の子どもたち
  1 訪問教育の実際
  2 就学猶予・免除と訪問教育の開始
  3 訪問教育の形態(在宅訪問・施設訪問・病院訪問)
  4 重症児のための在宅訪問
  5 病気の子どもの在宅訪問
  6 訪問教育という「目」をもつこと
 2 院内学級に通う子どもたちと保育士のかかわ
  1 院内学級(病院の中の学校)へ通う子どもたち
  2 家族や特別支援学校(病院のなかの学校)の教師、医師、看護師との協働
  3 保育士の役割と今後の課題
 3 難治病の子どもたちの教育保障
  1 病弱教育の現状と実践的課題
  2 子どもたちへのかかわりと学習支援
  3 学校とソーシャルワークを含めた専門家との協働
 Ⅱ マイノリティの子どもの心理的・社会的支援
 4 多様な性を生きる子どもと学校文化
  1 多様な性を生きる子どもたち
  2 学校での対応の課題
  3 「結ぶ」支援と学校文化の再構築
 5 外国にルーツをもつ子どもたち
  1 差別事象がきっかけに見えてきたもの
  2 「民族学級」から学ぶもの
  3 子どもの背景に迫り、ニーズから支援を考える
 Ⅲ 「いじめ」をめぐるアプローチ
 6 いじめ被害からの回復と学校復帰
  1 いじめ問題の現状
  2 いじめ被害からの回復に必要なこと
  3 子どもの権利と真の被害回復
  4 被害者心理に対する理解
 7 「いじめ加害者」の立ち直り支援
  1 学校で起きるいじめ問題「被害者」と「加害者」への対応の実際
  2 加害者への対応不足をどう克服するか
  3 加害者が取り残されないために
 Ⅳ 被災地の子どもの発達支援と地域づくり
 8 震災避難により地域を失った子どもたち
  1 避難により「地域力」を失った子どもたち
  2 震災と避難
  3 避難で変わってしまった家庭環境
  4 地域を子どもの成長のプラットフォームに
 9 震災後の乳幼児と作業療法士のかかわり
  1 母子保健における作業療法
  2 子どもたちの生活や人生の選択肢を増やす
  3 自分に自信をもってもらうこと
  4 子どもの通訳者として
  5 ふだんの様子から見つめなおす
  6 一人ひとりの子どもに寄り添う地域のネットワークを
 Ⅴ 地域・施設・学校をつなぐさまざまな支援のかたち
 10 児童養護施設と家庭・学校の橋渡し
  1 児童養護施設で考えていること
  2 愛着を構築するということは「大切な人を心に住まわせる」
  3 子どもをひとりぼっちにしない
  4 わたしのために動いてくれる大人の姿
 11 相談支援専門員による学校支援と支援者支援
  1 地域相談センターの相談支援専門員として
  2 日々、心がけていること
  3 実は校長先生も困っている
  4 「問題視」する観点を見直す
  5 個別支援計画を一緒に書く
  6 縦の連携から横の連携へ
おわりに

編集者のコメント

個人としての尊厳は、学校・教育のなかでまもられているのだろうか。グローバル化する日本の中で求められている、ひとりひとりの子どもが主人公として生きることを保障する学校ソーシャルワークの実現をめざして。

著者プロフィール

鈴木 庸裕 スズキノブヒロ

福島大学教授。子どもの生活指導研究から、学校の社会的な機能に着目し、スクールソーシャルワークの研究とワーカーの養成に携わっている。

新井 英靖 アライヒデヤス

茨城大学准教授。 知的障害児の教育方法、特別な教育的ニーズに関する概念研究、通常学校の学習困難児に対する教育的対応に関する研究を専門とする。

佐々木 千里 ササキチサト

SSWスーパーバイザー

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