2013年5月29日

 慰安婦問題での記者会見が話題になっているが、そのなかで河野談話の問題点を突いた箇所は、よくよく考えるべきところである。河野談話が強制連行の有無という核心的な論点を逃げているという批判である。

 いや、河野談話は強制性を認めているよ、という立場の方もいるだろう。だけど、もし本当にそうなら、そのときに問題は解決していたのだ。国家が慰安婦になることを強制するなんて、当時も明白な違法行為だったから、違法性を認めた上で謝罪し、賠償するという話になったはずなのだ。
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