2015年5月19日

 昨日から東京に出張。本日は福島へ。

 昨日は、「シリーズ・さよなら安倍政権」の最初の2冊を印刷所にほうり込みました。明後日、白焼きといって、その印刷直前バージョンができあがり、それを東京で確認します。それでようやく、その翌日からドイツ・アウシュビッツへ旅立てます。今月は、先日このブログも書いた「未来への歴史シリーズ」2冊とあわせ、自分の編集担当する本を4冊も刊行するという、信じられないほど無茶苦茶なスケジュールで仕事をしてきたけど、間に合いそうでよかった。

 昨日の夜は、「自衛隊を活かす会」の「提言」発表記念シンポジウムもありました。昨年6月から今年2月まで、合計5回にわたるシンポジウムを開き、現行憲法の下での自衛隊のあり方を探究してきたわけですが、ようやくそれが「提言」というかたちで実を結びました。関係者のみなさん、本当にありがとうございました。

 この「提言」、すでにホームページで公開しています。英訳版も公開しています。あと、アラビア語訳も作成中ですので、でき次第、アップします。この「提言」で日本と世界を変えたいという本気度、伝わってくるでしょうか。みなさんのご意見を伺いながら、さらに磨き上げていきたいので、是非、ホームページからご意見をお寄せください。このホームページ、昨日から模様替えもしていますので、どうぞ。シンポジウムの様子は、近く、動画で公開します。

 昨日のシンポジウムは、130名以上の方が来られました。議員会館で開催したからでしょうか、政党関係者の参加が多かったのが特徴です。「提言」は、政治で採用してもらうために出したという要素があるので、うれしいことです。残念なことは、昨日も含め6回のシンポジウムをやったわけですが、公明党の関係者だけは一人も参加が得られなかったことです。議員だけでなく秘書も職員もという徹底ぶりは、他の組織政党にはまねできないことですよね。「提言」の路線は、平和イメージの後退の影響からか、選挙での取りこぼしが目出す公明党にとっても貴重な内容を含んでいると確信しています。「会」は、憲法改正の国民投票があるまでは存続し、発信していくことを決めていますので、今後に期待しておきます。

 昨日のシンポの内容は、これまでと同様、NHKや朝日新聞等で取り上げられていますが、今回、紙上(東京版)では確認できませんでしたが、WEB版では産経新聞でも報道されたようです。これまでのシンポは、主要なメディアはすべて取材に来ているのに、読売と産経だけは一度も来られなかったので、これもうれしいことでした。自分の立場と異なるものは取材もしないということになったら、どこかのメディアと同水準で、役割を放棄することですよね。今後ともよろしくお願いします。

 では、「会」の次の取り組みは、6月20日の関西企画と、その夜の伊勢崎賢治ジャズヒケシです。後者は事前の申込みと参加費の振り込みが必須で、先着順ですので、お忘れなく。20日にお会いしましょう。