2016年2月8日

 またまた日曜日(21日)の夜(午後6時〜)ですが、いかがですか。主催はNPO法人日本針路研究所、場所は全水道会館(JR水道橋駅徒歩2分)です。季刊『フラタニティ』創刊記念シンポジウムと銘打たれています。

 報告するのは3人。名前とテーマは、高野孟さん(ザ・ジャーナル主宰)が「日米関係の深層」、私(自衛隊を活かす会事務局長)が「護憲派の軍事戦略」、村岡到さん(『フラタニティ』編集長)が「「非武装」と「自衛隊活用」を深考する」。

 高野さんのことは説明不要かと思います。村岡さんは、主催者である日本針路研究所でも『フラタニティ』でも中心人物ですが、私のブログ読者では知らない人も多いでしょうね。

 な、な、な、なんと、元中核派の活動家で、その後、第四インター(といっても多くの人は知らないでしょうが)メンバーでもあったんです。

 だいぶ前から共産党についての本をたくさん書いていて、共産党支持を公言するようになっています。まあ、これほど共産党のことを勉強し、愛している人もいないでしょう。当然、批判もしていますけど。

 何か月か前、共産党の自衛隊問題での方針の変遷について聞きたいから会えないかと連絡があり、ご説明したのをきっかけに知り合いました。それで、創刊する雑誌の特集を自衛隊問題にするからと寄稿を依頼され、シンポジウムにも参加を要請されていたんです。

 昨年は小林よしのりさんとお近づきになりましたが、今年も交際が広がりそうですね。この雑誌、危険だと忠告してくれる方もいますが、元足立区長の吉田万三さん(都知事選にも共産党推薦で出ましたよね)なども編集委員でして、大丈夫でしょう。

 先週末、自衛隊を活かす会の仙台企画の記事でも書きましたが、野党共闘を進めるために努力している人々のなかで、自衛隊をどう位置づけるかをめぐって激論があるんです。だって野党支持者のなかに、自衛隊廃止論者と維持論者の両方がいるわけですから、当然ですよね。

 なのに、野党共闘で自衛隊をどう位置づけるかという問題は、ほとんど議論になっていません。だから、どんな場であれ出て行って、議論を起こしたいと思います。東京周辺の方、またまた寒いでしょうけれど、どうぞご参加下さい。