2017年1月6日

 ここ数年間に出した平凡社新書を並べてみました。「トランプさんを迎え撃つぞ」という感じが出ていませんか? すでにアマゾンで予約注文が開始されていますので、よろしければどうぞ。

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 この見本、メディアなどで取り上げていただけそうな方には、すでにお送りしました。その際、次のような手紙を同封したんです。忙しいので、それだけを。

 いつもお世話になっております。近く刊行予定の『対米従属の謎──どうしたら自立できるか』(1月15日発売、平凡社新書)をお届けします。

 このテーマは長年私を苦しめてきたもので、共産党の安保外交部長を務めていた時期にもアプローチしましたが、十分に満足のいく到達を築くことはできませんでした。しかしここ数年、核密約問題の進展とともにこのテーマに関する意義ある資料も公開されたこと、私自身が「自衛隊を活かす会」(代表・柳澤協二)の事務局長となって防衛問題で刺激的な出会いを経験してきたことなどを通じ、世に問うに足る解明をすることができるのではないかと感じて執筆を決意。日米関係のあり方が話題になるアメリカ大統領選挙にあわせて刊行したいと考え、この間、書き連ねてきました。さすがに選挙の結果を予想することはできませんでしたが、最後の仕上げ作業には、トランプ大統領を迎え撃つ気構えをもって臨むことになりました。

 みなさま方から忌憚のないご意見、ご批評を賜れば幸いです。今後ともよろしくお願いいたします。