2017年11月28日

 はい。「自衛隊を活かす会」の次のシンポジウムのご紹介です。

 タイトルは上記の通り。12月25日(月)の午後1時半から、参議院議員会館101号室です。午後5時までやって、その後、歩いて5分の星陵会館に移動し、忘年会をやります。

 そういえば、この会が発足して以降、ずっとクリスマスに何かをやっているんですよね。一緒に過ごす相手がいない人の寂しい会だと思われているみたいです。がくっ。

 チラシを見ていただければ分かりますが、豪華メンバーです。とくに注目してほしいのは、この問題を包括的に捉えようとしていることです。北朝鮮の核・ミサイル問題というと、どの程度の開発段階だとか、当たるのか当たらないのかとか、迎撃ミサイルの精度はどうなのかとか、そんなことが議論になりがちですが、そういう議論にはほとんどならないでしょう。

20171225_北朝鮮の核・ミサイル問題にどう臨むか_20171108

 この問題を、政治、外交、軍事、経済の大きな視野で捉え、議論したいというのが、このシンポの動機です。北朝鮮経済に詳しい今村弘子先生に加わっていただいたのは、その一環です。もう10年以上前になりますが、今村先生が出された『北朝鮮 虚構の経済』(集英社新書)を読んで感動した覚えがあります。今回、初めてお電話をして、快諾していただきました。こんな会に出ることでは迷いもあったでしょうが、感謝です。

 昨日、紹介文を自衛隊を活かす会のホームページにアップしたのですが、すでに会場の四分の一は埋まっております。みんな、一緒に過ごす相手がいないんでしょうか。とにかく、早めの予約をお願いします。

 来年はまだ確定していませんが、シンポジウム路線ではない道を進もうかなと思っています。改憲国民投票にあわせて、日本の平和を根底から捉えるような議論をして、問題提起をしていければと考えています。

 例えば、「抑止力の代替案を探る連続講座」みたいなものを一年をとおして実施し、その結論として、その代替案を出すみたいになればいいなあ。さて、どうなるでしょう。