2017年11月29日

 本日の午前中、東京で元自衛隊幹部の方とお会いし、安倍さんの加憲案に関する本を出版するご相談をしてきました。タイトルをつけるとすると、こんな感じなんですが、いかがでしょうか。

 『改憲派です。でも、「加憲案」には異議があります。──陸海空自衛隊幹部の直言』

 ようやく自衛隊のことが憲法に書き込まれ、日陰者扱いから解放されるのですから、自衛官の多くは加憲案を支持すると思います。だからこその本です。自衛隊に愛着を持っていて、だから改憲だという方々に、どうやったら「加憲案」反対に回ってもらえるのか。その挑戦ですね。

 現在、すでに京都におります。夜には会社の株主総会があるので、それに出なければなりませんので。

 ところで、『改憲的護憲論』の帯付き表紙画像ができてきました。ちょっと刺激的かなあ。実際に発売されるのは2週間以上先ですが、もうアマゾンでは予約が開始されていて、それなりの予約状況みたいです。

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 池田香代子さん(九条の会・世話人)に推薦文を書いていただきましたが、この画像だと見えませんよね。それで、以下、その文をご紹介しておきます。どうも、ありがとうございました。

 「あるがままの9条が大切、そして災害救援と専守防衛の自衛隊をリスペクト。そんな国民合意が、すでに広く深く根付いている。これが、憲法とともに歩んだ私たちの70年目の到達点だとしたら、それはまた、「9条のもとの自衛隊」はどうあるべきかを、腹をくくって追求する出発点であるはずだ。9条に自衛隊を付記するという安倍改憲パフォーマンスの出る幕はない。」

 先日、ある方から、「松竹さんはブログでいろいろ書いているから、本を読んでも、すでに見たことがあるのが少なくない」と言われました。でも、今度の本のほとんどは、まだオモテに出したことのないものです。お楽しみに。