2015年12月21日
行く日になって雪が降り、どうなるかと思いました。自衛隊を活かす会の来年1月のシンポジウム準備で行ったのですが、有意義でした。
やはり、「自衛隊を活かす」というコンセプトって、護憲派に衝撃を与えるんですね。「自衛隊違憲論の立場から、こういう会には協力できない」という人もいれば、「対米従属の問題を抜きにして安全保障を論じる場は無意味だ」という人もいれば、いろいろな意見の人がいるんですよね。
同時に、賛同する方もいました。「非武装中立でずっとやってきた。攻められたら甘んじて占領を受け入れるといってきたが、それでは通用しないことも分かっている。だから、注目している」という方とかね。
いや、本当に、護憲派がずっと安全保障政策を持ってこなかったことが、いまのような状況を生み出しているわけですよね。私は、この10年間、ずっとその問題を提起し続け、議論をふっかけてきましたから、出てくる疑問って、どれもどこかで出てきたものです。
政府がアメリカに従属して独自戦略を持たない。護憲派も戦略がない。そういう状況だから、アメリカは悠々自適だったでしょうね。いつまでも自分が日本をいいなりにできるって。自分を頼りにするしかないわけだから、従属し続けるしかないって。軍事戦略がないとそこがないと真の独立がないんです。
ここを打ち破るためにも、いろいろ提起していきます。本日、忙しいので、それだけ。