2018年7月2日

 さて、前置きが長くなりましたが、本日から本題に入ります。2週間ほど前、「赤旗」に月2回掲載している全4段(紙面の下4段分を左右全部の広さで)広告を出稿しました。以下の画像ようなものでしたが(確定していない本の表紙はアタリになっている)、このうち特定の書籍が基準に合わないとして掲載拒否されることになったのです。どれだか分かりますよね。

k6-24付全4段

 そう。真ん中にある『9条「加憲」案への対抗軸を探る』です。まあ、私も著者に入っているし、最近、共産党にもの申すことの多い伊勢崎さんも入っているから、何か問題があるかもしれないとは思っていました。だから、担当者から「ダメだった」と聞いた時は、「やっぱりな」と感じたのです。でも、理由を聞いた時に愕然。他の野党議員(山尾志桜里さん)が著者に入っている本だから、というんですから。

 耳を疑うとはこのことです。だって、共闘を求めている相手ですよ。事実上与党扱いしている維新でもなく、なかなか腰の定まらない国民民主でもなく、もっともラブコールを送っている立憲民主党の議員なんですから。いったいどうしたことでしょうか。

 広告が載らないわけですから、この本の存在を知らせようとすると、自分でこんな記事を書くしかありません。尊敬する「赤旗」のことを批判的に論評するなんて気が進みませんけれど(初日から「赤旗」ネット版を申し込んでいるきまじめさ。さくさく動いて快適ですよ。関わった方々はご苦労様でした)、本が売れないで赤字になって会社が傾くのはもっと困るわけで、やむにやまれぬなんとかということでご理解ください。

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 すでに「赤旗が広告を載せない本って、どんな内容なんだろうか」と注目が集まっているんでしょうか。でも、在庫はふんだんにありますし、継続的に出荷する体制は整っていますので、ちゅうちょせずにご注文ください。

 それでも一日も待てないという方は、弊社のサイトでも購入できます。送料も無料ですから、アマゾンと変わりません。もちろん書店に行けば並んでいます。

 さて、論じなければならないのは、野党議員が著者の本の広告は載せないという「赤旗」の判断のことです。これが与党議員というなら、まだ分かるのですが。(続)