2015年4月8日

 『慰安婦問題をこれで終わらせる。』(小学館)は、あとは発売(4月25日)を待つだけ。昨夜、JR神戸駅で、某地方新聞社(名前を隠す意味がない)の報道部長と偶然遭遇したのですがが、以前、慰安婦問題での私の講演を聞きに来られた方だったので、献本を約束しました。どうやって売っていくのか、真剣に考えなくちゃ。

 本日朝、「自衛隊を活かす会」が出す本のゲラが届く。これは講談社新書で6月18日発売予定。

 この本、私は「まえがき」を書いているだけでして、全体の編集に責任を負う立場にあります。自分の会社の本の編集をするだけでなく、他社の本の編集をするようなことがあるなんて、考えてもみませんでした。

 とっても意義のある本ですよ。この間、5回にわたって開かれた「自衛隊を活かす会」のシンポジウムをふまえ、3つの章に分けて、安倍さんとは異なる自衛隊の活かし方を提示しています。

 ひとつは、日本の防衛と安全保障の分野。ふたつめは、対テロ戦争の分野。みっつめは集団的自衛権にかかわる分野です。

 それぞれの分野で、シンポジウムに参加してくれた自衛隊の元幹部のみなさん、研究者のみなさんが執筆しておられます。もちろん、「自衛隊を活かす会」の3人の呼びかけ人もです。

 そして最後に、そういう議論をふまえて、「会」の提言をするという構成です。この提言、タイトルを「変貌する安全保障環境の中で生きる「専守防衛」と自衛隊の役割」となっています。

 その提言ですが、最初に発表する場は、5月18日に開催するシンポジウムです。午後5時から、衆議院第2議員会館ですが、詳細は、統一地方選挙の前半戦が終わった翌日(13日)、ホームページでお知らせします。

 ちょうど安倍さんが新安保法制を国会に出すタイミングに合わせて、それとは異なる道を提示する「提言」が公表され、本となって広がっていくということです。少なくともタイミングだけは万全ですね。乞うご期待。

 本のタイトルが未定なんです。いい案があればお寄せください。本日は、この本の編集作業を早めに終わらせて、本業の仕事をしなくっちゃ。