2015年4月15日

 本日、東京から京都へ戻りました。土曜日から東京だったので、いろいろこちらでの仕事が溜まっています。だから、この企画のお知らせだけ。

 このブログを読んでおられる方ならご存じのように、「自衛隊を活かす会」は昨年6月の発足以来、日本防衛と国際秩序構築の二つの分野で、自衛隊の役割をどこに求めるかを探ってきました。もちろん、現行憲法のもとでの役割です。

 開催したシンポジウムが5回。陸海空の自衛隊元幹部の方、安全保障論やテロ問題の研究者の方々にご協力をいただきました。それぞれご意見は「自衛隊を活かす会」とまったく同じではなかったと思いますが、憲法九条下の安全保障を探究するという、これまでになかったコンセプトに驚き、協力してくださったわけです。

 その成果としての「提言」を発表するのが、今回の企画です。5月18日午後5時、衆議院議員会館の多目的ホール(1階)で開催します。

20150518_提言発表記念シンポ_0403-2

 冒頭、代表の柳澤協二から「提言」の説明があります。記者その他のご質問にもお答えします。その後、冨澤暉元陸上自衛隊幕僚長をお迎えし、辛口のコメントをいただきながら、議論を深めるというものになります。

 当初は予期しなかったことですが、5月14日が、新安保法制の閣議決定ということになりそうです。その直後ということで、タイムリーな企画になりますね。そういう憲法に反する方向ではなくて、憲法のもとでの安全保障はこういうものだと提示するわけですから。

 参加の申込みは、これまでと同様、事前申込み制になります。会のホームページからお願いします。約8000字の提言とその英文を資料としてお渡しすることになります(アラビア語も作成しますが、間に合いそうにありません)。