2015年4月20日

 このブログ、これまでずっと平日は書いてきたんですが、先週の金曜日、お休みしました。いや、はじめてのことです。

 まあ、疲れていたこともありますけど、それより頭が働かなかった(働かせる機会がなかった)からかな。本の編集をしているときは、頭が動いていて、その本に関係あることを考えたりするので、関連してひらめいて、20分ほどで書いちゃうという感じなんです。でも、先週の金曜日は、ただただ実務をやっていたんです。できあがった本をいろんな人に送るため、宛名を書いたり、封筒に詰めたり、その他その他。10分遅れると出せなくなるわけで、ブログの記事を考える心の余裕が生まれませんでした。

 で、本日は、また東京出張。明日の朝、東京事務所の会議をやるので、それを主宰しなければなりません。それに合わせて、著者何人かとお会いしてきます。 

 本日のブログでは、「自衛隊を活かす会」の新たな企画をお知らせします。チラシはこんな感じです。

20150620_関西企画チラシ

 「自衛隊を活かす会」はこれまで、防衛政策についての「提言」を作成することをめざし、東京においてシンポジウムを積み重ねてきました。5月18日に「提言」を発表することが決まったことから、ご要望の多かった関西での企画を実施することにしました。

 連休明けに国会に提出される予定の新安保法制について、分析と批判を行うのが関西企画のテーマです。「提言」の発表は、新安保法制の閣議決定(5月14日)の直後(18日)ですが、関西企画は、国会会期末(6月24日)の直前の20日(土)の午後1時30分からです。新安保法制へのオルタナティブとして「提言」を出すわけで、どちらもいいタイミングだと思います。大阪市の福島区民センター大ホールが会場です。

 ゲストには、3月末まで大阪弁護士会の会長だった石田法子さん、元陸将(東北方面総監)で第一次カンボジア派遣施設大隊長をつとめた渡邊隆さんをお迎えします。このお二人と「会」の呼びかけ人が討論します。

 注目していただきたいのは、主催は「活かす会」ですが、それを後援する団体のことです。この企画のために、「「自衛隊を活かす会」の関西企画を成功させる会」なんてのができました。代表には、梅田章二さん(大阪中央法律事務所)、小笠原伸児さん(京都法律事務所)、羽柴修さん(中神戸法律事務所)という弁護士が名を連ねています。ご存じのように、それぞれの府県の「9条の会」で事務局長をしておられる方々です。

 「自衛隊を活かす会」が、こうやってこれまでの護憲運動、平和運動、市民運動を担ってきた方々と一緒に取り組みをできるようになったんです。昨年6月の発足以来、ずっとこんなときが来ることを待っていましたので、感無量です。

 私の希望としては、改憲の国民投票が行われるようなときまでには、「9条の会」と「自衛隊を活かす会」が堂々と共催して取り組めるようになってほしいなと思っています。まあ、いまは、ここまでできれば、いいんじゃないでしょうか。

 これまでと異なり、事前の参加申込みは不要です。関西方面の方を中心に、積極的なご参加を期待します。