2016年8月22日

 東日本は台風でたいへんそうですね。明日から東京に行って、明後日は福島なんですが、1日ずつズレるみたいで、私は大丈夫ですが、東日本の方は気を付けてください。

 一方、この京都はというか西日本はというか、すごい猛暑です。毎年そうなんでしょうけど、東と西では天気予報図でも気温が明確に異なることは、こちらに定住するようになって初めて自覚しました。

 朝、降り立った阪急の駅から、普通の人はバスに乗るところを、25分間早足で歩いて通勤するんです。それで往復したら、確実に1万歩になるということで、唯一の健康法として暑くても欠かせないわけ。でも、今朝は、最初の1歩を踏みだすのに勇気がいりました。

 会社のなかもすごいんです。朝、編集部の部屋に入ったとき、壁の温度計を見たら、なんと37.5度ですよ。エアコンを28度に設定しているんですが、それでも温度計は34度以下には下がりません。

 この部屋の壁は薄いというか、断熱効果がほぼゼロというか、仕事に向いていません。おそらく部屋の中心部は28度になっているんでしょうが、壁に近づくにつれて、温度が高まるんですね。だから、部屋の真ん中を向いている私の背中は涼しいのに、壁際の机側にある私のオモテ側はぬるっとしたいて、とってもイヤな感じ。

 それで、壁際の机に置いている私のノートパソコンは、熱くなってきて暴走をはじめるんです。いろいろ試したけれど、パソコンの下に専用のファンを置いて、上から家庭用で小型のファンをまわして、ようやく暴走しなくなりました。ノートパソコンを使っているのは出張の多い私だけなので、私に固有の現象なんですけど。

 暴走はしないけれど、何回か暴走した影響が残っているのか、アプリによっては挙動不審が見られます。エクセル程度ならいいんだけれど、仕事でいちばん使うアドビ系のソフトに使えないメニューがあったりすると、ガクッときます。パソコン、買い換えしないとダメかも。

 ちゃんとした壁のある部屋に移りたいんですが、そこにいる管理部門、営業部門の支持が得られないし。「狭くなる」とか言って。困ったなあ。

 まあ、本日は、暑さのなかでちゃんと仕事が進まないグチを書いているということで、ご容赦ください。

 週末は自宅だったので、ちゃんと仕事が進みまして、『「日本会議」史観の乗り越え方』を最後まで書き上げたんです。戦場に散った日本兵の死、日本兵に殺されたアジアの人びとの死、広島、長崎の死。それら「さまざまな死者の連帯」という視点を取り入れました。また、死んだ日本兵と、生き残っている私たちの連帯という考え方も提起しています。もうちょっとよく考え、仕上げていきます。

 それにしても、自宅で仕事する雇用形態に早くなりたいです。それのほうが、私にとっても会社にとってもいいことかもね。