2018年11月13日

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 添付の通り、明日は『若者よ、マルクスを読もう Ⅲ』の刊行記念イベントです。著者の一人である石川康宏さんをお招きし、マルクスとアメリカを深めるんです。

 アメリカの中間選挙もそういう観点から見応えがありました。資本主義か社会主義かが問われた一面がありましたよね。

 トランプさんのかかげるアメリカ・ファーストって、究極の資本主義の姿じゃないですか。資本主義って、個々の資本が自分のもうけのために突っ走って、社会全体の利益を顧みず、矛盾が深まっていくわけです。アメリカさえ良ければと地球温暖化対策から抜け出て、温暖化から来る影響に復讐されるのと同じです。

 一方、民主党のなかには、サンダースさんの社会主義への共鳴が広がって、社会主義を公然と掲げる人も当選するようになりました。これが社会主義がどうかは議論があるところですが、少なくとも「自分が良ければ」というトランプさんにを前にして、「みんなが良くなければ」という対抗軸が示され、それが「社会主義」ということになっている。興味深いです。

 石川さん、ブログを読んでいると、無茶苦茶準備しているみたいで、楽しみです。終了後の楽しみも含め、多くの方のご参加を期待しています。

 明日以降、「自衛隊と9条」をテーマにした大連載を開始します。このブログでは、もう他のテーマの記事を書くことはないでしょう。おそらく。