2014年12月8日

 本日の「毎日」の総選挙予測報道は、またまた衝撃的でしたね。自民党だけで3分の2だっていうんですから。暗澹とした気持ちになるというのは、こういうことでしょう。総選挙で勝つことになる政党も、国民全体が暗い気分に落ち込んでしまうことを念頭においてものを言わないと、かなり意識がずれることになりそうです。

 ところで、きょうは忙しいので、本の紹介だけです。来年一月に出す予定の本です。

生業訴訟チラシ

 来年一年間、福島でやられている「生業訴訟」にずっとかかわりそうです。いつか記事にも書いたし、このチラシにもありますが、公判の度ごとに講演会をする予定で、講演者の選定とか連絡を私がまかされているのです。

 チラシでは、浜矩子さん(原発再稼働で日本経済はよくならない)、白井聡さん(戦後思想史における福島原発事故の位置)、藻谷浩介さん(福島から広がる里山資本主義)が講演者ですが、新たにお一人が決まりました。内田樹さん(3.11が日本になげかけたもの)です。さらにあと一人、誰もが「あっ」という人をオルグ中。

 公判では毎回、数百人の原告が集まるのですが、傍聴できるのは数十名ですので、残りの方に別会場で聞いてもらうという趣向です。おそらく、すべてをまとめて、『福島から日本を撃つ』というようなタイトルの本になるかと思います。最後の講演は来年秋なので、出版は3.11の五年を迎える直前でしょうか。

 この裁判、いま全国から支援者を集める段階に入ろうとしています。だから、こういう講演会もやっていくわけですが、その第一弾の本が、今回の本です。私まで執筆者に入っていて恥ずかしいです。

 支援者を広げていくための本なので、数冊を買ってお友だちにも広げていく、みたいな活用方法をしていただけると幸いです。よろしくお願いします。