2015年6月18日

 そうです。関西企画「新安保法制で日本は危なくなる!?」は、明後日(20日)午後1時30分より、場所は大阪市福島市民会館大ホール(環状線野田駅近く)です。

 ネットをボヤッと見ていると、「この松竹というのは、改憲派が護憲派に送り込んだスパイだ」というのを発見したりします。「その証拠に、貧しい出版社につとめているくせに、どこからカネが出るのか、出版とは関係ないことをいろいろやっている」として、「証拠」まで提出されたりします。本当にネットというのは暇人が集う場だと思います。それに、いろいろやってますけど、出版でも社内の稼ぎ頭なんですけどね。まあ、注目されるだけ光栄だということにしておきましょう。

 私は、別に、自衛隊を全体として否定的に見る従来の護憲派の方々の考えを変えようとは思っていません。国民のなかでは圧倒的多数を占める自衛隊を肯定する人々を、自衛隊を肯定するという考えはそのままにして、護憲派に加わってもらおうとしているだけです。さらにいえば、従来の護憲派の方々と、自衛隊を肯定する護憲派が、気持ちよく協力しあう関係をつくりだそうとしているだけです。

 だから、「九条の会」と「自衛隊を活かす会」が、共催で何かをやるなんてことを、国民投票までには実現したいと考えています。今回の関西企画は、そこまでは行きませんでしたが(まだ「自衛隊を活かす会」が広く知られていないので当然ですが)、大阪、京都、兵庫の九条の会の事務局長にご挨拶に行き、それぞれ個人として名前を出していただき、「自衛隊を活かす会の関西企画を成功させる会」をつくってもらったわけです。本当は「連帯する会」くらいにまでなるならうれしかったわけですが、はじめてのことなので、これで精一杯だと思います。

 いずれにせよ、関西企画は、伝統的な護憲派と、新しく生まれた護憲派がコラボする場になると思います。それが国民のみなさんの目に見えるようなかたちで実現するところに意味があると感じます。是非、ご参加ください。

 あと、夜の伊勢﨑賢治ジャズヒケシin北新地は、参加申込みを打ち切りました。関西企画の会場で若干の当日券を発売しますが、本当に若干です。ご容赦ください。