2013年10月21日

 週末は山口県周南市に行ってきました。ここの九条の会が、「憲法九条の軍事戦略」について語ってくれということだったので。

 土曜日中に戻ってこなければならなかっったので、少し異例ですが、懇親会を前日に開いていただきました。いやあ、すごかった。

 それほど人数が多いわけではありませんでしたが、議員(県会、市会も含め)さんでいいうと、無党派から民主党、共産党までいるんですね。それだけなら他にも探せばあるかもしれませんが、それら議員の方々がみんな仲がいい。

 それに、共産党という角度からみても、党員の方もいれば、数年前に離党したという方もいれば、ずっと共産党は嫌いだという方もいました。そういう方々が、お酒が入っていることもあるでしょうが、熱心に向き合い、肩を組んで語り合い、最後はカラオケへ(このカラオケもマスターがギター一本で伴奏するという、とっても魅力的なものでした)。

 こんな九条の会があるんですね。いや、本当は、それが当然なのかもしれません。だって、目的は九条を守るということだけですから、党派は関係ないし、大事な目的のためなのだから、他にどんな見解の違いがあっても、ここの場で集う時だけは心を許しあう関係でないとダメだと思いますし。こういう会が全国に広がれば怖いものなしだよなと感じました。

 翌日の講演の方は、いつも書いていることとそう変わりませんが、そんなメンバーを意識しました。いろいろな政党に対して、九条の軍事戦略がめざす方向をどのように働きかけているか、それがどのように受け止められようとしているか、という辺りです。これは、時期が来たら活字にすることもあろうかと思います。