2014年10月23日

 本当に突然のことですが、予定していたゲストの方のご都合がつかなくなったということで、次の日曜日(26日)、急遽お話しすることになりました。神戸芝居カーニバル実行委員会が主催で、「中嶋淳のアジト談義」と題する企画の7回目です。

 三宮の中心地で午後2時からです。突然のことですし、予定のゲストが来れなくてがっかりして、参加を取りやめる人もいるでしょうから、私が宣伝しておかなくちゃね。

 自衛隊を活かす会のことでも話すのかなと思ったら、主催者は、朝日新聞と慰安婦問題も取り上げてくれということでした。チラシを見れば分かりますが、主催者は「朝日新聞社「問題」こそ、新聞ジャーナリズムの真の復権 のチャンスかも知れない」と考えておられるようです。

 なるほど。考えてみたら、自衛隊問題も慰安婦問題も、世論で意見の対立する問題であって、そういうことにジャーナリズムはどう向き合うかということが問われるんですよね。とりわけ左翼ジャーナリズムは、極端な立場に立ってしまうと、自衛隊問題でいうと「即時解散」で、慰安婦問題でいうと「日本側の主張には一片の道理もない」ということになるでしょうか。朝日は、自衛隊問題ではそこまで行かなかったけれど、慰安婦問題ではその路線を進んだわけです。

 私は、どちらの問題も、そういう対立構図をつくってしまっては解決しないと思っています。その点では共通することもあるので、まとめてしゃべろうと思います。関心のある方はご参加ください。

 土曜日も講演するんですけど、こっちは、ある地域にある共産党後援会が一斉地方選挙に向けて開催するものです。候補者が勢揃いしてご挨拶もするそうです。そこで、柄にもなく、集団的自衛権とからめて一斉地方選挙で勝利する意義などを語ろうと思います。こちらは、その地域に住んでいて、共産党を応援する人限定なので、場所等はお知らせしません。

 なお、来月15日(土)、京都ジャーナリスト9条の会が主催して、シンポジウム「朝日新聞問題と従軍慰安婦報道を考える」が行われます。そこで、朝日新聞大阪本社の企画報道室長だった落合健二さんと、またまた私がお話しすることになりました。まだ慰安婦問題の本も出していないから、私がこの問題に関心があるなんて知られていないと思ったんですけど、そうでもないみたいですね。詳しくは近づいたらお知らせします。

第7回中島淳のアジト談義・松竹伸幸