2016年3月2日

 出張が長引いています。本日中には京都に戻りますけど。

 昨日の夜は、東京書籍の方とお会いしていました。教科書で有名な出版社ですけど、再就職の依頼とかではありません。そんな仕事、できないし。

 東京書籍は、内田樹さんと釈徹宗さんの『聖地巡礼』という本を出しているんです。いろいろな聖地を訪れ、お二人で語り合うという趣向の本。聖なるものにふれて、そこで感じることって、やはりあるんでしょうね。お二人が語り合うと、また格別です。

 今月23日から、内田樹さんと石川康宏さんとご一緒して、マルクスの旅をやるって言ったでしょ。それが差し迫ってきたので、同じような趣向の本を出している方にお会いして、いろいろ経験を伺うのが目的でした。

 いやあ、思いがけないことが、いろいろと起きるんですね。海外で失敗したら取りかえしが付かないから、相当準備しないといけません。

 まあ、ただ、お二人が(くわえて池田香代子さんまで)9日間も一緒に語り合うわけですから、取り越し苦労なのかもしれません。東京書籍の方も、「1冊では収録しきれないかもしれませんね」と励ましてくれました。がんばります。

 それと、思いつきですけど、来年は「レーニンの旅」をやろうと思っています。ロシア革命100周年でもあるし、社会主義に未来があるのかを考える旅って、いいんじゃないでしょうか。

 レーニンが亡命し、『国家と革命』を書いたフィンランドにも行きます。ここには、世界で唯一の「レーニン博物館」もあるんですって。

 以上のこととは関係ないですけど、下の画像をご覧ください。弊社の東京事務所の近くにある三省堂書店の神保町本店です。すごいでしょ。

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 書店からの注文が相次いで、何と初刷り7000部でした。でも、増刷を重ねることによって、『福島が日本を超える日』を早く実現したいです。

 これに続いて、『沖縄が日本を倒す日』も出します。早く出して、『福島が日本を超える日』と並べたいな。