2016年4月4日

 帰国後の時差ボケは1日で解消しましたが、出張中に溜まっていた仕事がたくさんあって、忙しくしていました。ようやくブログを再開します。

 出張は本当に意味のあるものでした。やっぱり、現地に行って、ナマの人、モノに接するって、頭脳を刺激しますよね。その成果が、『若者よ、マルクスを読もう(番外編)──ドイツとイギリスに行ってきた!』に結実すると思いますので、しばらくお待ちください。夏頃には出したいです。この本の正規版『若者よ、マルクスを読もうⅢ──エンゲルス編』のメドがたったのもうれしいです。

 出張中、いろいろ日本でありましたが、朝から晩まで仕事に集中していて、あまり別の考え事はできませんでした。

 そのなかで、女子生徒の誘拐犯が捕まり、生徒が解放されたこと、すごいなと思いました。何がすごいかというと、2年間経っても、脱出する意欲を保持し続けていたことです。なぜ逃げ出せなかったのかじゃなく、なぜそんな強い意思を持ちつづけることができたのだろうというのを、いつか聞いてみたいと思います。ネットでご両親が捜索していることを知ったことも報道されていますが、そういう行動って、意味があることが証明され、それも良かったと思います。

 民進党の船出は、関心は持っていましたが、それ自体で何かが変わるわけではないので、冷静に見ていました。それよりも、「自衛隊を活かす会」と一緒に南スーダン、ドイツ、NATO本部などを選挙後に調査に行く話を前政調会長と進めていたのに、それを一からやり直さなければなりません。まあ、清新な新政調会長ということなので、正面から申し込むしかないですね。

 その「自衛隊を活かす会」の次回シンポについて、出張中に公開しました。すでにご存じの方も多いと思いますが、今月22日(金)午後5時より、衆議院第2議員会館多目的会議室です。テーマは、「「戦場における自衛官の法的地位」を考える」です。報告をしていただくのは岩本誠吾京都産業大学教授。おなじみの冨澤暉元陸幕長も参加してくださいます。申込みは「会」のホームページからお願いします。

チラシ4.22